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贅沢は嫌いな神様 [小説]


 

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私は贅沢が嫌いだ。


だから、いつも安い洋服、安い食べ物、安い家具をそろえた。

安いものばかり揃えたが、私が思ったよりも、貯金は増えなかった。


あちこちから安いものをそろえるので、逆に、お金がかかってしまったのだ。



しかし、問題は、お金のことではない。


贅沢は、人の心を腐らせる。


だから贅沢に慣れてしまった、この社会は腐っているのだ。


そこで、私は考えた。


世の中から贅沢なものがなくなればいいのだ。
 

私は、さっそく科学者としての知識を生かし、この世から贅沢なものを無くす機械をつくり、その機械を起動した。

徐々に、贅沢なものが姿を消していく。



「まさか、何もかも無くなるとは予想外だった人類の創造した物、全てが贅沢だったというのか?」

それが、私の人間としての最後の言葉だった。
 


人類の創造したものは全てなくなり、地球は緑の惑星に戻った。

そこに人間の姿は無い。






タグ:神様 贅沢
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