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魂ってなんだ? [小説]


 

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魂の定義は曖昧だ。
 

ここにボールペンがひとつある。

これは魂ではない。
 

ところで私は人であり、ひとつの魂だ。
 

生物と無生物の二種類が存在している。
 

それは一本の線のこちら側と向こう側に分けられる。
 

その線に限りなく近づくことはできるが、線の上に立つことはできない。

人がその線を越えることが、つまり死、か。
 


しかし、その死の定義すら曖昧なままだ。
 

心臓が停止しても、脳はしばらく生きている。
 

筋肉組織にあっては数時間も生きる。
 

精子にあっては何十時間も生きる。
 

あるいは、他人の記憶に生きる。


「どうでもよいことだね」

そうかな?


「僕は生きてるのかな」

どうだろう?
 

でも君はただのプログラムだ。

それを言うなら、君たちが言う心もプログラムだ。
  

嬉しいことがあったら笑う。
  

悲しいことがあったら泣く。
  

僕にだってできるさ。
  

簡単だよ

もっと複雑だ。


「変わらないさ。ちょっとばかり複雑なだけだよ」

混沌としているな。


もっと抽象的に話せないか?


「つまり、どうでもよいことだね」






タグ:小説
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