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消極的人間を考察する [小説]


 

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皆さんは”消極的な人”と言われて、誰を思い浮かべるだろう?

家族、友達、クラスメート、仕事場の同僚、どこにでも一人ぐらいはいるだろう。


周りの人はその人をみて

『おとなしい』『自分の意見を言わない』『恥ずかしがり屋』

など、さまざまなことを思うだろう。


そして私が思ったことは。



『その人が消極的なのは単におとなしいからというわけではなく、”周りの平均的な考えと合わせよう”としているからではないのか?』

ということだ。



皆さんはこんな体験をしたことはないだろうか。



『友達と買い物にいって、お揃いのキーホルダーを買う時、私はピンクが欲しかったけど、皆が「ブルーにしよう」と言って、言いだせなかった。』


似たようなことならたぶんあると思う。


この場合、わがままをいったら雰囲気が悪くなる”と思うだろう。


だが言い出さなかったのはそれだけではなく

『平均的な考えに合わせよう』としたからではないのか。


人間は一貫性を求める生き物だと聞いたことがある。

だからこそ周りとは違う意見だった時、「普通はこうでしょ?」と反感を買うケースがある、

人間はそれをもう学習しているのだ。


世間一般で見られる”消極的な人”は、それを敏感に感じ取り、平均的な考えに合わせようとして、

自分の意見をあまり言わないようにしているのではないのだろうか。


事実かどうかはわからない、だか、これは私が確かに感じたことなのだ。






タグ:消極 考察 小説
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