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ふうわり ふわり [小説]


 

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まっしろな布 ふうわり空から落ちてきて


母親はそれを、すやすや眠る我が子にそっと掛けてやった。


まっしろな布 ふうわり空から落ちてきて

幼女はそれを身体に巻いて、「あたし、おひめさまよ」とおすまし顔でクルリと回った。



まっしろな布 ふうわり空から落ちてきて


少女はそれを、朝露光るクローバーの上に敷いて、腰を下ろした。


少年がやってきて、「座ってもいい?」と聞いた。



まっしろな布 ふうわり空から落ちてきて



青年はそれを木に結んで日陰を作り、その下で青年と娘は優しい時間を過ごした。

まっしろな布 ふうわり空から落ちてきて


娘はそれでドレスを作り、青年と娘は永遠の愛を誓った。


まっしろな布 ふうわり空から落ちてきて


それは可愛い坊やのおしめになった。


まっしろな布 

ふうわり ふわり 


あなたの元へ ふうわり ふわり






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